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甲斐駒ケ岳からのひとこと

 

 

 〜エアコン1台に頼らない、北杜市の自然と共生する設計術〜

「冬の北杜市は、マイナス10度になることもあるから、暖房代が怖くて……」 「夏の日差しが強烈だと聞くけれど、家の中まで暑くならないかな?」

移住を検討されている方から、こうした不安を伺うことは少なくありません。しかし、私たちShozenDesign(ショーゼンデザイン)が提案する家づくりにおいて、その答えは機械設備だけにあるのではありません。

鍵を握るのは、「パッシブデザイン」という考え方です。 特別な機械を使うのではなく、建物の向き、窓の位置、そして「軒(のき)」の深さを計算し、太陽の光と影をデザインする。今回は、代表であり大工でもある私、田中が、現場でどのように「パッシブデザインの魔法」を仕掛けているのかをご紹介します。


1. 冬の太陽は、空から届く「無料のストーブ」

北杜市の冬は、寒さは厳しいですが「日照時間日本一」を誇る太陽の恵みがあります。パッシブデザインの第一歩は、この太陽エネルギーを最大限に室内に取り込むことです。

「太陽の通り道」を設計する

冬の太陽は低い角度から差し込みます。私たちは、リビングの大きな窓からその光が部屋の奥まで届くように建物を配置します。 私が施工する「外断熱:炭化コルク」と、協力会社が吹き込む「内断熱:セルロースファイバー」のダブル断熱が、取り込んだ太陽の熱を魔法瓶のように閉じ込め、夜になっても室温が下がりにくい環境を作ります。 「日中は暖房を消してもポカポカしている」 そんなお施主様の声は、太陽の設計が成功した証です。

2. 夏の影は、涼しさを呼ぶ「天然のエアコン」

一方で、夏は太陽との付き合い方を変えなければなりません。北杜市の夏の日差しは強烈で、ひとたび室内に光を入れてしまうと、どれだけ高断熱な家でも熱がこもってしまいます。

田中がこだわる「軒(のき)」の深さ

ここで魔法をかけるのが「軒」の存在です。私は大工として、現場でお施主様に進捗をLINE報告する傍ら、常に軒の出(長さ)をチェックしています。 夏の高い角度からの直射日光を、軒が「帽子」のように遮り、室内を日陰にする。一方で、冬の低い光は邪魔せずに通す。 この数センチ単位の調整が、夏場のエアコン負荷を劇的に減らし、さらには「窓を開けて風を通すだけで涼しい」という贅沢な環境を生み出します。

3. 素材の「蓄熱」が温度変化をなだらかにする

光と影をコントロールした次に重要なのが、取り込んだエネルギーをどう扱うかです。ここで「無添加住宅」の天然素材が真価を発揮します。

  • 漆喰の壁: 日中の太陽の余熱をじわりと蓄え、夜の冷え込みを緩和します。

  • 無垢のパイン床: 太陽で温められた床は、足裏から伝わる優しい温もりを長時間キープします。

これら天然素材の「蓄熱」という性質は、急激な温度変化を嫌う北杜市の暮らしにおいて、機械には真似できない「マイルドな心地よさ」をもたらしてくれます。

4. 代表・田中が「現場」で光の道を見極める

パッシブデザインは、机上の計算だけで完結するものではありません。隣の家の影がどう落ちるか、土地に吹く「八ヶ岳おろし」をどう受け流すか。 私は毎日現場に立ち、実際にその土地に流れる光と風を感じながら作業をしています。

「図面ではここが窓ですが、冬の光をもっと取り込むために少し位置をずらしましょう」 現場監督として、そして大工として、土地の個性に合わせた微調整をその場で行える。これこそが、代表が自ら現場を仕切るShozenDesignならではのパッシブデザインです。

5. 結論:自然を味方につける、賢い家づくり

エアコンをフル稼働させて温度を作るのではなく、家そのものが太陽や影をコントロールし、最小限のエネルギーで快適さを生み出す。 パッシブデザインは、地球環境に優しいだけでなく、住む人の身体と家計にもこの上なく優しい、サステナブルな魔法です。

北杜市の豊かな自然を、窓越しに眺めるだけでなく、エネルギーとして活用する暮らし。 冬の陽だまりに微睡み、夏の影の涼しさに憩う。そんな豊かな日常を、私たちと一緒に設計してみませんか。


あなたの土地で「光と影」がどう動くか、シミュレーションしませんか?

「今の土地で、冬はちゃんと光が入るかな?」「軒の長さ、どう決めたらいい?」 そんな不安をお持ちの方は、ぜひShozenDesignにご相談ください。田中が直接、土地の特性を読み解く「パッシブ診断」を行います。

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 自然を味方につける。ShozenDesignと一緒に、賢い家づくりを始めましょう。