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甲斐駒ケ岳からのひとこと

 

 

 〜冷たい強風を「いなし」、室内の静寂を守る家づくりの条件〜

北杜市に春の訪れを告げるのは、美しい桜だけではありません。時折、地鳴りのような音を立てて吹き荒れる強風——地元で「八ヶ岳おろし(清里おろし)」と呼ばれる冷たい北風です。

4月の今、この風の強さに驚いている移住者の方も多いのではないでしょうか。冬から春にかけて八ヶ岳から吹き降ろすこの風は、家の隙間から熱を奪うだけでなく、建物を揺らし、住む人の心までざわつかせます。

今回は、代表であり大工の私が、この「北杜市の風」とどう向き合っているのか。HEAT20 G1という確かな断熱性能と、風をいなす「配置」の工夫についてお話しします。


1. 風が体感温度を奪う。北杜市で「G1」が必要な本当の理由

断熱性能を示す「HEAT20 G1」という基準。私たちはこれを、北杜市で快適に暮らすための「最低限のパスポート」だと考えています。

風速1メートルで体感温度は1度下がる

と言われるほど、風は体熱を奪います。八ヶ岳おろしが吹き荒れる日、家の断熱が不十分だと、いくら暖房を回しても「壁際がスースーする」「足元が冷え切る」といった現象が起きます。 私が現場で自ら施工する「炭化コルク(外断熱)」と「セルロースファイバー(内断熱)」のダブル断熱は、この強力な風の圧力に対しても、壁の中の空気層を動かさず、室内の熱をがっちりとガードします。G1という数値は、この「強風の日でも変わらない安心感」を担保するための根拠なのです。

2. 「配置の妙」:風と戦わず、賢くいなす

どれだけ断熱性能を高めても、真正面から風を受け続ける家はストレスが溜まります。ここで重要になるのが、大工の視点による「建物の配置」と「形状」です。

土地の「風の道」を読む

私は現場監督として、着工前に何度も土地に足を運び、風の抜け方を確認します。「八ヶ岳おろしはどちらから吹き、どこへ抜けるのか」。

  • 開口部(窓)の制限: 北側の窓は最小限にし、風の圧力を直接受けないように設計する。

  • 建物の角度: 風を正面で受け止めるのではなく、少し角度をずらして「受け流す」ように配置する。

  • 袖壁や植栽の活用: 玄関ドアを開けた瞬間に風が室内に突っ込まないよう、防風の役割を果たす壁や植栽を計画する。

これらは図面上の計算だけでは分かりません。その土地に立ち、風の音を聞いている私だからこそできる、現場発信の知恵です。

3. 漆喰と無垢材が作る「音の静寂」

強風の日のストレスは、寒さだけではありません。「ガタガタ」「ピュウピュウ」という風切り音も、安眠を妨げる大きな要因です。

ここで、無添加住宅の「重厚な素材」が力を発揮します。 一般的なビニールクロスや中空の建材に比べ、厚く塗られた漆喰壁や、密度の高い無垢のパイン材は、遮音性に優れています。ダブル断熱の厚い壁と相まって、外で八ヶ岳おろしが吹き荒れていても、一歩家の中に入れば、驚くほどの静寂が広がります。この「守られている感覚」こそが、北杜市での暮らしの質を高めてくれるのです。

4. 代表・田中が「現場の風」をLINEで報告する理由

私は平日の作業進捗をLINEでお送りしていますが、風が強い日の報告には特に力が入ります。 「今日は清里おろしが凄いですが、断熱材を入れ終えた室内は驚くほど静かですよ」 「玄関周りの防風壁、この位置で正解でしたね。風の巻き込みがありません」

お施主様がまだ住んでいない建築中の現場で、私が身をもってその土地の風を体感し、対策が機能していることを伝える。それが、移住という大きな決断をされたお施主様への、何よりの安心材料になると信じているからです。

5. 結論:風を味方に、景色を贅沢に

「八ヶ岳おろし」は厳しい風ですが、それがあるからこそ、北杜市の空気は常に浄化され、あの澄み切った景色が保たれています。 風を怖がって窓を閉ざすのではなく、断熱と配置の妙によって風を「いなし」、暖かな室内からダイナミックな雲の動きや揺れる木々を眺める。

自然に抗うのではなく、知恵をもって共生する。 そんなShozenDesignの家づくりで、北杜市の風さえも「暮らしの趣」に変えてみませんか。


あなたの土地の「風」と「断熱」、診断してみませんか?

「候補地の風が強そうで心配」「今のプランで冬の冷え込みに耐えられる?」 そんな不安をお持ちの方は、ぜひShozenDesignにご相談ください。田中が直接、土地に吹く風を読み解き、最適な配置と断熱をご提案します。

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「候補地の風が強そうで心配」「断熱性能について、大工の視点から詳しく聞きたい」といったご相談も、こちらからお気軽にお送りいただけます。 風に負けない、一生の安心。ShozenDesignと一緒に、じっくりと作り上げていきませんか。