〜北杜市の「日照時間日本一」を暖房エネルギーに変える設計の魔法〜
北杜市の冬の朝は、痛いほどの冷気に包まれます。マイナス10度、時にはそれ以下まで下がる外気温。しかし、そんな日の午前10時、ShozenDesign(ショーゼンデザイン)の家に入ると、暖房を消していても、まるで春のようなポカポカとした温もりに包まれることがあります。
「田中さん、エアコンも薪ストーブもついていないのに、どうしてこんなに暖かいんですか?」
見学に来られた方が驚かれるこの現象。それは、魔法でもなんでもありません。北杜市の豊かな太陽光を計算し尽くし、家そのものを巨大な蓄熱体に作り変える「パッシブデザイン」の威力です。
今回は、代表であり大工の私、田中が、この土地でパッシブデザインを実現するための「3つの仕掛け」についてお話しします。
1. 北杜市の「光」を室内に取り込む「開口部」の設計
北杜市は日照時間が日本トップクラスに長い地域です。この「タダでもらえる莫大なエネルギー」を使わない手はありません。
窓は「透明な暖房器具」
パッシブデザインの基本は、冬の低い太陽光を室内の奥深くまで取り入れることです。南面に大きな開口部を設け、冬の陽光を遮ることなく受け入れます。 ここで重要なのが、以前お話しした「HEAT20 G1レベル」の断熱性能です。高性能な樹脂サッシと断熱材が、取り込んだ熱を外へ逃がさない「魔法瓶」の役割を果たすことで、太陽が出ている間、室内は自然と温められ続けます。
2. 素材が熱を食べる。「蓄熱」という名の貯金
光を取り込むだけでは、太陽が陰ればすぐに冷えてしまいます。そこで重要になるのが、取り込んだ熱を蓄えておく「器」の存在です。
セルロースファイバーと漆喰、無垢床のチームプレイ
私たちが使う天然素材は、実は優れた蓄熱体です。
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セルロースファイバー: グラスウールの7倍の熱容量で、壁の中に熱を貯め込みます。
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オリジナル漆喰: 厚く塗られた漆喰壁が、日中の陽だまりの熱をじわじわと吸収します。
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無垢のパイン材: 床に落ちた日光の温もりを保持し、足元からの冷えを防ぎます。
昼間に「貯金」した熱を、日が落ちた後にゆっくりと放出する。このタイムラグがあるからこそ、氷点下の夜でも室温が急激に下がらず、朝まで「ほんのり温かい」状態が続くのです。
3. 夏は「日射遮蔽」。軒(のき)の出が大工の腕の見せ所
パッシブデザインは、冬のことだけを考えればいいわけではありません。冬に熱を取り込む大きな窓は、夏には「巨大なヒーター」になってしまいます。
太陽の角度を計算する「軒」
私は大工として、屋根の「軒の出」の長さを非常に重視します。
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冬: 太陽高度が低いため、軒の下をくぐって光が室内の奥まで届く。
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夏: 太陽高度が高いため、深い軒が直射日光を遮り、室内を涼しく保つ。
この絶妙なバランスは、図面上の計算だけでなく、北杜市の実際の太陽の動きを知り尽くした現場の感覚が必要です。機械に頼り切らず、建物の「形」で季節をコントロールする。これが大工の知恵が生んだパッシブデザインです。
4. 代表・田中が「日向の温度」をLINEでお伝えする理由
私は現場での作業中、ふと差し込む日差しの温かさを肌で感じることがよくあります。 「今日はマイナスまで下がりましたが、10時の現場は無暖房で20度を超えています。パッシブの設計が完璧に機能していますよ」
こうした「体感」をLINEでお施主様に報告するのは、数値上の性能(Ua値など)が、実際の「暮らしの心地よさ」に変わる瞬間を共有したいからです。 機械の音に邪魔されない、太陽の光だけで温められた静かな室内。その贅沢さを、建築中の段階から感じていただきたいと考えています。
リフォームされたお客様の声→https://maps.app.goo.gl/hhyHSAonfYeCrGLq9
5. 結論:自然と対立せず、自然を味方につける
北杜市の冬の寒さは、確かに厳しいものです。でも、その分だけ太陽の光は力強く、私たちを照らしてくれます。
高額な全館空調システムを導入しなくても、適切な断熱性能と、素材の蓄熱力、そして太陽の角度を計算した設計があれば、氷点下10度の日でも「暖房いらず」の豊かな時間を過ごすことができます。
自然に抗うのではなく、知恵をもって自然の恵みを享受する。 そんなShozenDesignの家づくりで、北杜市の冬を一番好きな季節に変えてみませんか。
「太陽の暖かさ」を、現場で体感してみませんか?
どんなに高性能なエアコンでも作れない、パッシブデザイン特有の「柔らかな温もり」。 ShozenDesignでは、冬から春にかけての晴れた日に、無暖房状態の現場をご見学いただける機会を設けています。
▼ LINE公式アカウントで「パッシブ体感見学会」の情報をチェック! ▶ LINE公式アカウント:
ShozenDesignのLINE公式アカウントでは、代表・田中が現場で計測した「外気温と室温のリアルな差」のデータや、夏冬の日射コントロールの解説動画をお届けしています。 「自分の土地でパッシブは可能?」「窓を大きくして寒くならない?」といったご質問も、チャットから代表へ直接お送りいただけます。 北杜市の光と暮らす。ShozenDesignと一緒に、賢い家づくりを始めましょう。




