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甲斐駒ケ岳からのひとこと

 

 

 〜数値を超えた先にある、太陽と風と漆喰が織りなす「五感の調和」〜

「断熱性能が高いから、この家は暖かいですよ」 今の住宅業界では、HEAT20 G1やG2といった数値が、まるで合格証書のように語られています。もちろん、私たちShozenDesign(ショーゼンデザイン)も、プロとしての責任としてG1以上の性能を標準スペックに掲げています。しかし、大工として現場に立ち続け、多くのお施主様の暮らしを見守ってきた私は、確信していることがあります。

それは、「暖かい家」が必ずしも「心地よい家」とは限らないということです。

数値で示される室温が20度であっても、どこか落ち着かない家がある。一方で、同じ20度でも、心の底からリラックスできる家がある。その差は一体どこにあるのでしょうか。今回は、数値化できない「心地よさ」を形にするパッシブデザインの感性と、私たちのこだわりについてお話しします。


1. 「機械の暖かさ」と「太陽の温もり」の決定的な差

エアコンや全館空調で無理やり温度を上げた部屋は、確かに「暖かい」です。しかし、それはどこか無機質で、乾燥した空気の塊に包まれているような感覚を伴いませんか?

パッシブデザインがもたらす「陽だまり」の力

パッシブデザインとは、太陽の光や熱、そして風といった自然エネルギーを最大限に活用する設計手法です。 日照時間日本一を誇る北杜市において、冬の太陽は最大の暖房器具です。南側に大きく取った窓から差し込む直射日光が、パインの無垢床を温め、その熱が漆喰の壁に蓄えられていく。この「輻射熱(ふくしゃねつ)」による温もりは、機械で作った温風とは異なり、体の芯まで優しく浸透します。 「ただ暖かい」のではなく、「お日様に抱かれているような安心感」。数値には表れないこの感性こそが、私たちがパッシブデザインを通じて提供したい価値の核心です。

2. 視覚と触覚がもたらす「心理的温度」

心地よさは、皮膚感覚だけで決まるものではありません。目に見えるもの、肌に触れるものの質感が、脳が感じる温度を大きく左右します。

漆喰の陰影と無垢の足触り

真っ白な漆喰の壁は、差し込む日光を柔らかく拡散させ、室内に美しい陰影を描き出します。この視覚的な「柔らかさ」が、住む人の心を落ち着かせます。 また、冬でも素足で歩けるパインの無垢床は、合板のフローリングのようなヒヤッとした不快感がありません。 「冬の朝、素足で床に降りたときの柔らかい温もり」 「夕暮れ時、漆喰壁に落ちるオレンジ色の光の階調」 こうした整理収納プランナー・住まい方アドバイザーの視点も取り入れた五感の設計が、単なる「暖かさ」を「心地よい暮らし」へと昇華させるのです。

3. 「空気が動く」という自然のバイオリズム

高気密・高断熱の家(HEAT20 G1)は、ともすれば「密閉された箱」になりがちです。しかし、人は常に一定の環境よりも、微かな変化がある環境を心地よいと感じる傾向があります。

季節を遮断しない、季節を活かす設計

パッシブデザインは、冬は熱を閉じ込めますが、夏は卓越風(その土地特有の風)を取り込み、家の中を通り抜けさせる道を計算します。 無添加の漆喰壁が余分な湿気を吸い、パインの床が適度な湿度を保つ中で、北杜市の清々しい風が吹き抜ける。この「空気の鮮度」もまた、心地よさを構成する重要な要素です。 私たちは、機械(24時間換気)に頼り切るのではなく、建物そのものが呼吸し、自然のバイオリズムと共鳴するような住まいを目指しています。

4. 代表・田中が「光の入り方」をLINEで共有する理由

私は現場監督として、工事中の家の中にどんな光が差し込んでいるか、毎日異なる時間帯に写真を撮ってお施主様に送ります。

「今日のお昼時、リビングの奥までこれだけ日光が届いていました。パッシブ設計の効果がしっかり出ていますよ」 「夕方の漆喰壁の表情が最高に綺麗だったので共有します。この光の中で過ごす時間は、きっと一生の宝物になりますね」

こうした報告をLINEで続けるのは、お施主様に「自分の家が、いかに自然を美しく取り込んでいるか」を実感していただきたいからです。数値の報告も大切ですが、その瞬間にしかない「光の美しさ」を共有すること。それが、お施主様と家の間の「心の距離」を縮めるのだと信じています。

5. 結論:心地よさとは「自然との対話」

「暖かい家」は、技術で作れます。 しかし「心地よい家」は、その土地の風土を愛し、自然の恩恵を丁寧に掬い取る「感性」がなければ作れません。

北杜市の厳しい冬を、HEAT20 G1の性能で攻略しつつ、パッシブデザインによって太陽の恵みを心ゆくまで享受する。 漆喰の壁に守られ、無垢の木に癒やされながら、移りゆく季節を五感で楽しむ。

ShozenDesignが目指すのは、数値としての「正解」を超えた、あなたの魂が深く安らげる「心地よさの原風景」です。


「数値を超えた心地よさ」、体感してみませんか?

カタログの数値を見比べるよりも、一度私たちの家に座ってみてください。 ShozenDesignでは、パッシブデザインの温もりと無添加素材の空気を実際に肌で感じていただける「感性の体感会」を随時開催しています。

▼ LINE公式アカウントで「五感の体感会・個別相談」予約受付中! ▶ LINE公式アカウント:https://lin.ee/vl67O2l

ShozenDesignのLINE公式アカウントでは、代表・田中が解説する「北杜市で太陽熱を200%活かす窓の配置術」や、お施主様が語る「数字では分からない、この家の本当の気持ちよさ」を配信しています。 「パッシブデザインって、どんな間取りになるの?」「夏は暑くない?」といった素朴な疑問も、チャットから直接お送りいただけます。 数値の先にある、一生モノの感動を。ShozenDesignと一緒に形にしましょう。