〜素材の力を100%引き出す、職人の執念と手仕事〜
北杜市での家づくりにおいて、「HEAT20 G1」という基準は、冬の寒さを乗り越えるための共通言語になりつつあります。しかし、ここで皆さんに知っておいていただきたい大切な真実があります。
それは、「どんなに高性能な断熱材を選んでも、施工に隙間があればその性能は半分も発揮されない」ということです。
私たちは、新築では「炭化コルク」と「セルロースファイバー」を組み合わせた最強のダブル断熱を、リフォームでは「高性能グラスウール」を適材適所で採用していますが、それら全ての性能を支えているのは、現場での徹底した「気密施工」です。今回は、私たちがなぜ「断熱材1枚の隙間も許さない」というこだわりを持っているのか、その理由をお話しします。
1. 「断熱」と「気密」は、ダウンジャケットとファスナーの関係
家の性能を分かりやすく例えるなら、断熱は「ダウンジャケットの厚み」、気密は「フロントのファスナー」です。
どれだけ高級な炭化コルクやセルロースファイバーを使っても、ファスナー(気密)を全開にしていれば、隙間から冷たい風が入り込み、熱は一気に奪われてしまいます。北杜市の冬、特に「八ヶ岳おろし」が吹き荒れる日には、この「ファスナーを閉めきる技術」が快適性のすべてを左右します。
2. ダブル断熱(炭化コルク×セルロース)の気密性能
新築で採用しているダブル断熱は、素材自体が高い気密・蓄熱性能を持っています。
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外断熱(炭化コルク): 板状のコルクを建物の外側に隙間なく貼り巡らせることで、構造体ごと家を包み込みます。継ぎ目一つひとつに気を配ることで、外部からの冷気をシャットアウトする強固な層を作ります。
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内断熱(セルロースファイバー): 専門の職人が、壁の中にパンパンに充填します。繊維同士が絡み合い、コンセントボックスの裏側などの細かい隙間まで自ら入り込んで埋めてくれるため、一般的な断熱材よりも格段に隙間ができにくいのが特徴です。
この二つの層が、職人の手によって完璧に施工されることで、北杜市の厳しい冬でもエアコン一台で過ごせるほどの「動かない空気の層」が完成します。
3. リフォームにおける「高性能グラスウール」の精密施工
中古住宅の断熱改修では、柱の間隔が不揃いな場所が多くあります。そこで活躍するのが、柔軟にカットできる高性能グラスウールです。
ここで職人の腕が試されます。グラスウールは少しでも「折れ」や「隙間」があると、そこから熱が逃げるだけでなく、壁内結露の原因になります。私たちは、古家の複雑な骨組みに合わせて断熱材を精密にカットし、さらに気密シートを隙間なく貼り込みます。 「古家だから多少の隙間は仕方ない」という妥協を捨て、リフォームでもG1基準の暖かさを追求するのが私たちの矜持です。
4. 基礎断熱(ウレタン)とコンセントの裏まで
足元の寒さを防ぐ「基礎断熱(硬質ウレタンフォーム)」も、継ぎ目の処理が命です。また、意外と盲点なのが壁のコンセントボックスや配管周り。こうした小さな穴から冷気が漏れ出さないよう、気密カバーやコーキング材を駆使して、家中の「穴」を一つひとつ潰していきます。
気密施工は、一度壁を閉じてしまえば見えなくなる場所です。だからこそ、私たちは「見えない場所にこそ神が宿る」という思いで、1ミリの妥協も許しません。
5. 「気密測定」という、嘘をつけない通信簿
私たちは、自分たちの施工品質を証明するために、「気密測定(C値)」を大切にしています。 どれだけ「丁寧にやっています」と言葉で伝えても、数値は嘘をつきません。職人たちにとっても、この測定は自分たちの手仕事が正しかったかを確認する「真剣勝負」の場です。良い数値が出た時の職人の誇らしげな顔こそが、施工品質の何よりの証拠です。
結論:性能は「カタログ」ではなく「現場」で決まる
「HEAT20 G1」という素晴らしい基準を、ただの数字で終わらせるか、家族を一生守る温もりに変えるか。その違いは、現場でテープを貼る職人の指先、断熱材を隙間なく詰め込む職人の眼差しに宿っています。
炭化コルク、セルロースファイバー、グラスウール。それぞれの素材の良さを100%引き出し、北杜市の冬を心から楽しんでいただくために。私たちは今日も、現場で「1ミリの隙間」と向き合い続けています。
職人の「こだわり」を現場で確かめてみませんか?
完成してからでは絶対に見ることのできない、壁の中の気密施工と、こだわりの断熱材。 私たちは、自信があるからこそ、建築途中の現場を定期的にお見せしています。
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