屋根裏が熱くならない秘密
涼しい(クール)屋根(ルーフ)という意味を持つ、クールーフは、天然石である粘板岩を使用しています。粘板岩とは、数億年にわたり泥質堆積岩が圧密された地層の地下深くで、地殻変動によってもたらされた高温・高圧によって生じた岩石です。この岩石は板状に加工しやすく、建築材料として古くからヨーロッパなどで屋根材として利用されてきました。
数百年もの風雨に耐えて、現在にその美しさを保っているヨーロッパの街並には、欠かすことのできないものとなっています。クールーフはこの石を独自の工法で葺く石の屋根です。
石の屋根?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このクールーフ、独自の施工により、現在普及している平瓦に比べ約30%も軽く葺くことができます。また、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現するとても優れた屋根材です。
クールーフの特徴
屋根裏部屋が暑くない
当社独自の工法により、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現。石だけど軽い
広い面積の石を、独自の引っ掛け工法で葺くので、重ねしろが少なく、現在普及している平瓦に比べ、約30%も軽く葺くことができます。そのため屋根が重くならないので、地震時の揺れ等に対しても、構造躯体に負担がかかりません。長期のメンテナンスが不要
天然石なので、一般的に利用されている屋根材(化粧スレート)のように15年に一度の塗装などは必要ありません。 ただ、石と石との間に設置している「水切り金具」がガルバニウム鋼板という部材で作られているために約40~50年程度でメンテナンスが必要になりますが、太陽光にさらされていないので、この場合はメンテナンスフリーになるのです。 石屋根の耐久性と持続性は何百年と経って、美しく現存するヨーロッパの石屋根を見れば一目瞭然です。施工例
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