身体にやさしく、自然な風合いを
一般的な住宅では、外壁に「サイディング」、内壁には「クロス(壁紙)」を利用しますが、無添加住宅では、外壁、内壁、天井、にオリジナル漆喰を利用します。
漆喰と聞くと、日本の古民家、またはエーゲ海プロバンス地方を思い浮かべるかもしれませんが、無添加住宅のオリジナル漆喰はどんなデザインの住まいにも合い、サイディングやビニールクロスでは表現できない風合いと、健康的な空間が生まれます。
※無添加住宅の漆喰は、一般的な漆喰と異なり有害物質が含まれません。
漆喰の特徴
結露を抑制(調湿性能)
微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性能があります。空間の温度を適度に調節することで結露を抑制し、建物の耐久性を維持します。 また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。 ※性能の限界を超えた、過度の加湿、暖房は結露を起こします。火に強い(耐火性能)
建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。 化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。 昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。化学物質を吸着・分解(吸着性能)
シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し、分解します。強い安全性(安全性能)
漆喰はクロスや合板と違い化学物質接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、シックハウス症候群の原因の一つであるホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を放出することはありません。 また、固まった漆喰成分は炭酸カルシウムなので人にとって最も親和性のある、食べれるくらい安全な物質とも言えます。カビ・ダニを抑制(抗菌性能)
漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。電力の削減(省エネ性能)
無添加住宅による実験で、一般的なビニールクロス内装より、オリジナル漆喰内装の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されています。 ShozenDesign独自の「光熱費節約住宅」の仕組みと合わせることで、さらなる光熱費の削減が期待されます。お手入れ簡単(メンテナンス性能)
ちょっとした汚れは消しゴムで落とすか、カッターナイフで削って消します。ビニールクロスなどは、はじめはきれいですが、汚れるとお手入れをしたところで新しく貼り替えない限り、みじめさは拭いきれません。施工例
無添加住宅で使われる素材