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甲斐駒ケ岳からのひとこと

このころ、北海道帯広市で38度の猛暑日がありました。

暑い日の住宅事情は、どのようなことが多いのかといえば。。。

熱画像カメラを使用して、撮影してみました。

通常は、2階の天井付近が一番熱くなりがちです。

2Fの寝室が熱くなり、寝苦しくなることが多く見受けられます。

これは、輻射熱の影響で、屋根の表面温度が、断熱材を通して、室内天井に伝わり、熱せられるからです。

山梨県内の甲府方面での建築の際、夏場仕様で屋根を石屋根に。

IMG 7731

屋根の温度が、63.2度、室内側が、25.8度の甲府方面で計測した数値です。

1,2F窓を締め、家の中で一番涼しかったのは、屋根裏に一番近いロフト部屋でした。

石屋根は石ですので、蓄熱されて、サイディング壁のように熱くなりますが、

屋根の重なっている部分から、空気が入り込むので、室内に輻射熱が伝達しづらくなります。

この効果が、光熱費を節約できる無添加住宅の特徴でもあります。

夏場、家の中を涼しくするには、日光を入れないで、家の中に影を作ることが

光熱費の節約につながります。

アパートでも、マンションでも一度試して、その効果を試して頂きたいと思っています。

室内側より、室外側で日射を遮蔽することが一番効果的です。