北杜市の冬は給湯トラブルが起きやすい?
こんにちは、北杜市の工務店、ShozenDesignの田中です。
八ヶ岳南麓に位置する山梨県北杜市は、標高が高く、冬場には氷点下10℃を下回る日も珍しくありません。
移住者にとって魅力あふれる自然環境ですが、
「お湯が出ない」「給湯器が凍った」といった冬場の給湯トラブルは、築古住宅では特に注意が必要です。
北杜市のような寒冷地で安心して冬を越すための給湯システム選びのポイントと、
ShozenDesignが実際に行っている自然素材リフォームと組み合わせた対策をご紹介します。
✅ 築20年以上の家に多い給湯の問題とは?
● 凍結による配管破裂・断水
古い住宅では、給湯配管の凍結対策が不十分なケースが多く、特に露出配管や床下の保温材のない配管は危険です。
● 給湯器の能力不足
20年前の給湯器では、現在の省エネ基準を満たしておらず、冬場の水温低下に追いつかないケースが多く見られます。
● 追い焚き機能がない
移住前に見学した際には問題なかった浴槽も、実際に暮らすと追い焚きができず不便だったという声も少なくありません。
✅ ShozenDesignが推奨する給湯システムの選び方
1|寒冷地仕様のエコキュートまたはガス給湯器
ShozenDesignでは、北杜市の厳しい冬でも凍結しにくい寒冷地仕様の機種を推奨しています。
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エコキュート(寒冷地用ヒートポンプ)
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ガス給湯器(屋外型でも凍結防止ヒーター内蔵)
2|凍結リスクを減らす屋内設置+断熱補強
給湯器本体の性能だけでなく、設置場所や配管ルートの断熱が重要です。
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屋内設置 or 軒下・風が当たらない場所を選定
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配管全体に保温材+凍結防止ヒーターを設置
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浴室や洗面所の床下には高性能グラスウールを隙間なく充填し、底冷えを防止
3|同時に水回りの断熱・自然素材仕上げも
ShozenDesignのリフォームでは、給湯システムの更新と同時に水回り空間の見直しを行います。
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床材はロシアンパインの無垢材を使用
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壁・天井は高性能グラスウール+漆喰仕上げ
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化学接着剤を使わず、ニカワを使用、自然由来のオイル塗装仕上げで化学物質を一切排除
✅ 給湯システムの選定は「家族構成×生活スタイル」がカギ
家族の人数や生活パターンによって、最適な給湯容量や機能が異なります。以下のようなパターンを参考にしてみましょう。
| 家族構成 | おすすめ容量 | コメント |
|---|---|---|
| 単身〜2人暮らし | 370L(エコキュート)/20号(ガス) | コンパクト設計で省スペース |
| 3〜4人家族 | 460L(エコキュート)/24号(ガス) | 浴槽と同時にシャワー使用も可能 |
| 5人以上 or 二世帯 | 550L以上/高圧タイプ | 大量使用にも対応 |
また、寒冷地向け機能(自動配管洗浄/凍結予防運転/風呂自動保温など)が搭載された最新モデルが推奨されます。
✅ ShozenDesignの自然素材リフォームとの相性
給湯器のリフォームは、
単体で済ませるのではなく、「住まい全体の快適性」を高めるタイミングとして活用するのが理想です。
実施内容(標準仕様):
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床下:断熱材補強+無垢材への張り替え
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壁・天井:高性能グラスウール+漆喰仕上げ
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サッシ:断熱性能の高い樹脂窓を設置
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水回り設備:給湯配管の更新+断熱補強+節水型設備へ交換
単なる設備交換ではなく、健康・省エネ・安心を見据えた住まいの見直しをお手伝いします。
✅ ShozenDesignのLINEで情報配信中
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